ルーラルセブン/RURAL SEVEN
(前ルーラルノビリティー、サツマヒーロー)

1992(平成4)年2月23日 鹿児島県曽於郡大崎町生まれ
栗毛・牡 アングロアラブ

父:コーホクリュウ アア
母:ミスマンデー サラ



7〜8年前の1月7日にやって来ました。1月7日は「
青馬の節会
(あおうまのせちえ)」という昔から宮中で
行われていた五節会のひとつの日(正月7日に天皇が役人の曳く青毛の馬をご覧になりその後に宴を
されるという儀式)だそうで、それにちなみルーラルノビリティーをルーラルセブンとしました。ルーラル
ノビリティ(
RuralNobility)は「田舎貴族」、「田園の貴公子」とイメージが全く違ってしまう日本語が当て
られますが、ルーちゃんは果たしてどちらでしょう。

ルーラルは栃栗毛で足が長く格好の良い牡です。顔も可愛く、たてがみ・尻尾も立派で写真映りがとて
もいいです。性格はとてもおっとりしていて、何かを感知して脳に伝わるまでに暫くかかるというような
ところがあります。ただ牡なので季節が来ると注意が必要になります。

さて、ルーラルの第一の特徴に、運動中に気分が良いとハミングをするということがあります。馬乗りでし
たら、どんな馬でもそういうことがあるのでご存知だと思いますが、ルーラルの場合は半端でなくずっと
フンフンとまるで歌を歌っているかのような感じです。乗り手がハモってあげようとするとそれはあまり好
きではないらしく、一人で歌いたいタイプのようです(カラオケでマイクを持ったら放さないようなタイプ?)。
ルーラルの調子の良し悪しは、この歌でも判断できます。

(2004年3月)




ルーラルのなつっこさにも磨きがかかり、呼ぶと返事をしたり、放牧中手招きするとかならずやって来て、
天真爛漫という感じがします。こういう馬にふれていると、自分の心も洗われるような気がします。
また落ち着きも大分出て、今年の初詣では悠々堂々としていました。また、運動中の歌もほとんど恒例に
なっています。いつか収縮速歩の最中にまで歌っているので、驚いたこともありました。もしルーラルで
馬場競技に出場したら、減点されてしまったりして・・・などと考えてしまいましたが、こういう馬も珍しいです
ね!


左:ルーラルのヒョウ柄ゼッケン
 ヒョウ柄の生地を見つけて3枚作った
 のですが、ルーラルほど似合う馬は
 他におらず、ルーラル専用のゼッケン
 となりました。



 (2004年3月)








青草の茂る季節になってきました。(2005年6月)

 青草に夢中。名前呼んでも知らんふり。  あらまっ、右前と顔がおそろい




おいしいアイスキャンディー。(2005年7月)
久しぶりにユカリさんが栗東から遊びにきました。手入れ中のルーラルとおやつの
アイスキャンディー(あずき味)を食べっこ。ルーラルになめさせては自分もぺろぺろ。
ツワモノです。



おすましルーラル。(2005年9月)
白いイヤーネットがとっても似合うルーちゃん。